マラドーナがメッシへ送る唯一の助言とは？自身との比較には「私はもう死んでるよ…」

アルゼンチンの英雄が、現在のチームを引っ張るエースにアドバイスを送った。

アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナは、リオネル・メッシはサッカーを楽しむことが必要だと考えているようだ。『OMNISPORT』に語った。

メッシは、バルセロナでリーガ・エスパニョーラやチャンピオンズリーグ優勝など数多くのタイトルを獲得し、個人でもバロンドールを5度受賞するなど、世界最高の選手との呼び声も高い。

クラブでは数々のタイトルを獲得してきたメッシ。しかし、アルゼンチン代表としては2014年のワールドカップ決勝でドイツに敗戦、コパ・アメリカでは3度の準優勝に終わっており、代表チームではタイトルから見放されている。

結果が出せていない代表チームへの批判がエースに集中することも多いが、1986年ワールドカップで母国を優勝に導いたマラドーナ氏は、余計なプレッシャーを感じる必要はないと語っている。

「メッシには『プレーを続けて試合を楽しめ』とアドバイスするよ。ワールドカップやチャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイで優勝できるかどうかという批判は忘れるべきだ。何も証明する必要はないさ。ただフィールドの中で試合を楽しめばいいんだよ」

繰り返される自身とメッシとの比較については、ジョークを交えつつも似ているタイプであることを認めた。

「彼は左利きで、プレーするのが大好きだ。私は57歳の元サッカー選手だ。私を見てみなさい……もう死んでいるよ。それでも、私はまだボールを蹴りたい。私たちはとても似ていると思うよ」