19日のリーガ・エスパニョーラ最終節、ヘタフェは敵地ラ・ロサレダでのマラガ戦に1−0で勝利した。先発出場を果たしたMF柴崎岳は、スペインメディアから「とてもアクティブ」なプレーを見せたと評価されている。
2ボランチの一角としてプレーした柴崎は攻守両面で積極的なプレーを披露し、73分に決勝点へとつながるPKを演出した。浮き球のパスでFWロイク・レミーの飛び出しを促すと、同選手が倒されたことでヘタフェがPKを獲得。レミー本人がこれを決め切った。
スペイン『アス』電子版は、各選手の個別評価記事で、柴崎が確かな存在感を見せていたことを強調している。
「お気に入りのポジションで、とてもアクティブだった。前方へと向けたプレッシングは良質で、攻撃を創造するプレーも的確だった」
その一方でスペイン『マルカ』の採点(3点満点)において、ヘタフェでは4選手が2点を付けられ、柴崎は他8選手と並び1点の評価となった。
今季にリーガ2部のテネリフェからヘタフェに加わり、1部での挑戦を開始した柴崎。シーズン序盤にはバルセロナ戦でゴールを決めるなどレギュラーを張っていたが、そのバルセロナ戦で左足中足骨を骨折して戦線離脱を強いられ、復帰後には出場機会が激減した。今夏に移籍する可能性を指摘するメディアもあるが、その去就はどうなるのだろうか。
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