ティエリ・アンリ氏と新指揮官就任について話を進めていたボルドーは、交渉が決裂した舞台裏を明かした。
ロシア・ワールドカップでベルギー代表を指揮するロベルト・マルティネス監督のアシスタントコーチとしてチームの躍進に貢献したアンリ氏。そして、7月にはコーチングキャリアに専念するために、『スカイスポーツ』での仕事を辞任した。
監督業のスタートを望むアンリ氏に対して、8月にグスタボ・ポジェ監督の職務を停止したボルドーは代役としてフランス代表レジェンドの引き抜きに動く。交渉は順調に進展し、指揮官就任までわずかなところまで進んでいたが、一転して破談。ボルドーは最終的にブラジル人のリカルド・ゴメス氏にチームの指揮を託した。
ボルドーを運営するマイアミに拠点を置く投資ファンドのジェネラル・アメリカン・キャピタル・パートナーズ(GACP)のジョー・ダグローサ会長はフランス『レキップ』で交渉決裂の舞台裏について明かした。
「我々はティエリ・アンリと合意に達することを望んでいたが、合意できなかった。私は彼の決断を尊重している。彼は素晴らしい選手で、非常に興味深いキャリアプランを描いていた。しかし、財政的な理由で交渉は終わった。決して感情任せの決断ではない」
また、一部報道ではクラブの健全性やオーナーと監督のパワーバランス、さらにフットボール面で交渉が決裂したのではないかとされていたが、同会長は「ティエリ・アンリは私たちとの会談に良い印象を抱かなかったかもしれないが、最終的には財政的な理由で破談に終わった。この件に関して混乱を招くようなことは何もない」と経済的に乗り越えられない障壁があったと強調した。
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