バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表DFジェローム・ボアテングが、今夏の移籍が成立しなかった裏側について明かしている。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が報じた。
ボアテングは今夏、「新たな挑戦を求めている」とし、退団を希望していた。経験と実績のあるCBにはマンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンといったビッグクラブが興味を示していたが、結局実現せず。ボアテングは接触があったことを認めつつ、このように語っている。
「確かに新たな挑戦を求めていたし、PSGとユナイテッドは僕を求めていた。ただ、バイエルンから離れるのは難しかった。ここで快適だし、バイエルンは世界最高のクラブの一つだからね」
続けて、マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョとも電話で話したとし、「彼には『獲得しようとしてくれているのは名誉だし、感謝している』と伝えたよ。ただ、バイエルンのようなトップクラブを離れるのは難しいとも説明した」と語っている。
さらに、ニコ・コバチ監督との対話が残留を決定づけたことも示唆し、「コバチは最初から僕を評価してくれた。それで僕がこのチームにとって重要だと感じさせてくれたんだ」と話している。
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