柏レイソルは、12日の明治安田生命J1リーグ第14節で川崎フロンターレと対戦し、1-2と痛恨の逆転負けを喫した。下平隆宏監督は、逆転負けの責任は「選手ではなく私にある」と重い表情で語った。
ここのところ勝ち負けを繰り返し、安定した戦いが披露できていない柏。迎えた川崎F戦は、32分に右サイドの小池龍太がグラウンダーのパスを送ると、伊東純也が巧みなターンで抜け出し、GKチョン・ソンリョンとの一対一を制して先制点を奪取。幸先の良いスタートを切った。
指揮官も「前半は良い形で狙い通りだった」と振り返るも、後半になると「暑さで足が止まる場面も見られた」と口にするように勢いが失速。58分に小林悠にミドルを浴びると、後半アディショナルタイムに逆転弾を献上。前節のジュビロ磐田戦と同じくホームで逆転負けを喫した。
「相手が川崎フロンターレということで、ゲームの流れとしては相手にボールを持たれる展開、押し込まれる展開を予想していた」と語る下平監督。それを見越して「いつもは4-4-2で臨んでいたのですが、今日は形を変えて4-5-1でしっかりコンパクトに作りながら、カウンターなどで自分たちの時間帯を作るというプランでいきました」とこの試合のプランを説明。
しかし「自分たちがボールを持つ時間、ワンチャンス狙いながら行ったが、最後のロスタイムで失点してしまった。選手たちも相当意識していましたが、そのなかでも失点してしまってしまうのがサッカー。失点を防げなかったのは選手ではなく、監督である私に責任があると思います」と悔やんだ。
川崎Fの猛攻を受ける柏は6バックのような形になり、前線の江坂任が孤立。下平監督はそれでもプランは変更しなかった。その意図として以下のように説明している。
「サイドハーフが引っ込まれるのは、多少あの時間帯でしょうがないなと思います。サイドハーフの伊東純也が引っ込まれることで、カウンターに持っていけないのは致し方ないなと」
さらに、85分まで1枚も交代枠を使わなかった。これに関しては「あの形のバランスを崩したくなかったのと、交代するなら疲労した選手からと考えていた。小泉慶に関しては足を痙攣させたが、それ以外は強度の落ちた選手から代えていこうと思っていた」とした。
今季リーグ2度目の連敗を喫した柏。次節は20日に最下位の名古屋グランパスとアウェイで対戦する。
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