元ミラン名誉会長のシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が所有するセリエC(イタリア3部)モンツァの監督にミランOBのクリスティアン・ブロッキが就任した。モンツァが22日、公式ウェブサイトで発表した。
ベルルスコーニ氏は1986年2月から31年間にわたってミランのオーナーとして活躍。イタリア国内、ヨーロッパ、世界のタイトルを合わせて29個獲得するなど、ミランの黄金期を築いた。昨年4月にリー・ヨンホン氏率いる中国グループにクラブを売却してからは、サッカー界から遠ざかっていたが、先月、ミラノ近郊に拠点を置くモンツァを買収。ミラン時代の右腕アドリアーノ・ガリアーニ氏とともにセリエCクラブの経営へ乗り出した。
モンツァは今シーズン、セリエCのジローネBにおいて8試合を終えて3勝3敗2分で11ポイントを獲得している。だが勝利からは1カ月にわたり遠ざかっており、新体制移行後の獲得ポイントはわずか1ポイントとなっている。このため首脳陣はマルコ・ザッファローニ監督の解任を決断。後任には、ベルルスコーニ体制下のミラン下部組織出身のOBで2016年にはトップチームを率いた経験を持つクリスティアン・ブロッキを据えた。
ベルルスコーニ氏はモンツァ買収後、選手に対して髭、タトゥー、ピアスの禁止を提案するなど、ピッチ内外においての紳士的な振る舞いを求めてクラブの独自色を強めている。また先日の『カルチョメルカート・コム』の報道によれば、ベルルスコーニ氏らは、ジェンナーロ・ガットゥーゾの下、ミランで構想外となっている元主将リッカルド・モントリーヴォの獲得を目指しているともされており、ミラン化するモンツァの今後の動向は注目されるところだ。
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