ベルギー代表キャプテンのヴァンサン・コンパニがポルトガル戦で鼠径部を痛めたようだ。ロベルト・マルティネス監督が認めた。
2日に行われた国際親善試合のポルトガル戦に先発で出場したコンパニは、後半序盤にタックルした際に鼠径部を負傷。そして55分にデドリク・ボヤタとの交代を余儀なくされ、ピッチをあとにした。なお、試合は0-0のスコアレスドローで終わった。
マルティネス監督は試合後、コンパニの状態を現状では分からないとするも、4日に発表する23名のメンバーに同選手を加えられるかどうか心配していると会見で語った。
「彼が交代した時、みんなが大きな不安を持った。彼は去り際に鼠径部に違和感があると言っていた。若い選手ではないから、彼は自身の身体のことを十分に理解している。明日(3日)スキャンを行う予定だ。あのようなケガに対しては休むことが一番だが、とても心配している」
一方でコンパニの代役としての出場が期待されるトーマス・ヴェルマーレンは、現在は復帰に近づいているもののハムストリングの負傷で離脱中。2018FIFAワールドカップ・ロシア開幕直前に守備陣に負傷者が相次いだことは、マルティネス監督の大きな悩みの種となりそうだ。

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