ニューカッスル・ユナイテッドのラファエル・ベニテス監督は、できる限り高い順位で今シーズンを終えたいと開幕戦を前に意気込みを語った。
今夏、ニューカッスルは日本代表の武藤嘉紀、韓国代表のキ・ソンヨン、ベネズエラ代表のサロモン・ロンドンら7選手を新たにチームに加えた。しかし、今夏に支払った移籍金の最高額は武藤獲得時の1000万ユーロ(約13億円)とサポーターからクラブが十分な投資をしなかったことに対して不満の声が上がっているようだ。
さまざまな声を受け、トッテナムとのシーズン開幕戦を11日に控えるベニテス監督は10日、会見に臨み「“ラファが怒っている”と多くのファンが思っているはずだ。しかし、市場が開いている間に私はチームを改善することを目指したが、もう移籍市場は閉まってしまった」と言及。
「良くなる可能性はあるかって?もちろんだ。常に良くなる可能性はあるが、私は今のチームでもすでにハッピーで、選手たちが良いシーズンを送ることができると信じている。私も選手のためにベストを尽くさなければならない。移籍市場はもう終わったのだから、今はスパーズ戦のことだけを考えたい」
そして、ベニテス監督は「今週の初めよりもチームは良くなっている。(フェデリコ)フェルナンデスは我々が必要としていた選手で、ロンドンもそうだ。だから我々が良いプレーができ、成功をつかめると私は自信を持っている」と新シーズンに向けてコメントを残した。
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