Joaquin - Real BetisGetty Images

ベティスの伝説ホアキン、史上9人目となるリーガ500試合出場を達成「最多狙おうか(笑)」

ベティスに所属する元スペイン代表MFホアキン・サンチェスが、16日のリーガ・エスパニョーラ第16節、敵地RCDEスタジアムでのエスパニョール戦(3-1)で、同リーグ1部500試合出場を達成した。

ベティス(2000-2006)、バレンシア(2006-2011)、マラガ(2011-13)、そしてフィオレンティーナ(2013-2015)を経由して、ベティス(2015-)に戻ってきたホアキン。7月に37歳を迎えた同選手は、先発出場を果たしたエスパニョール戦がリーガ1部500試合目となった。

ホアキンは500試合出場を達成した史上9人目の選手に。アンドニ・スビサレッタ氏(622試合)、ラウール・ゴンサレス氏(550試合)、エウセビオ氏(543試合)、パコ・ブージョ氏(542試合)、マノロ・サンチス氏(523試合)、イケル・カシージャス(510試合)、チャビ・エルナンデス(505試合)、ミケル・ソレール(504試合)に続く快挙となった。

ホアキンはエスパニョール戦後、持ち前の明るさでもって、冗談を交えながら500試合出場への満足感を表した。スペイン『エスタディオデポルティボ』『ディアリオセビージャ』がコメントを伝えている。

「出場記録1位を狙わせてもらおうかな(笑)。本当に素晴らしい数字で、簡単なことではないね。こうやって数字を増やせていけることは誇り高い。でも、自分にとって重要なのはプレーし続けること、楽しみ続けること、チームの一員であり続けることなんだ。自分は監督から信頼され続けている」

「僕の希望は損なわれていないし、楽しみ続けたい。自分のキャリアをスタートさせたとき、こんな数字に到達できるなんて考えられなかった」

2000年にベティスのトップチームでデビューを果たし、リーガ1部では16シーズンにわたってプレーしているホアキン。かつては快速ドリブラーとして名を馳せた元スペイン代表FWだが、現在はキケ・セティエン監督の下でポゼッションフットボールを実践するベティスで、その高い技術と老獪さを生かしたプレーを披露している。

ホアキンはエスパニョール戦で、セティエン監督のはからいもあって89分に交代でピッチから下がったが、その際にはベティスほか、ホームのエスパニョールのサポーターからも大きな喝采を浴び、ベティス、ひいてはスペインフットボールの生ける伝説であることを印象づけた。

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