25日のリーガ・エスパニョーラ第2節、ベティスは敵地メンディソロサでのアラベス戦をスコアレスドローで終えた。ベティスの公式戦で初先発を果たしたMF乾貴士は、スペインメディアから「合格点」を与えられている。
乾は前半に存在感を発揮。味方のシュートにつながるパスを出したり、エリア付近で受けたパスからダイレクトでシュートを狙ったりと、随所に良いプレーを見せた。しかし後半に入ると徐々に影が薄くなり、61分にピッチから下がっている。
スペイン『デス・マルケ』の採点(10点満点)において、乾はGKパウ・ロペスの8点、MFセルヒオ・カナレスの7点に次いで、チームメートのほか3選手と同じ6点の評価となった。同メディアは日本代表MFについて、次のような寸評を記している。
「パフォーマンス的には右肩下がりで、60分にトニー・サナブリアと交代した。前半は連係プレーを見せ、力強さがあり、ヴェルディブランコス(緑白たち)の中でも最高の選手の一人だった。ベティスでの初先発としては、優に合格点だ」
その一方、スペイン『マルカ』の採点(3点満点)では、ベティスの5選手がこの試合最高点となる2点をつけられ、乾はそのほかのチームメートと並び1点の評価となっている。
ベティスは次節、本拠地ベニト・ビジャマリンでのセビージャとのダービーに臨む。
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