イングランド代表として活躍したデイヴィッド・ベッカム氏は、代表ユースのコーチが発した一言を、いまだに忘れていない。
ベッカム氏のキャリアは華々しい。2013年に引退するまで、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリー、ACミラン、パリ・サンジェルマンなどのビッグクラブでプレーしたほか、イングランド代表としても歴代3位となる115試合に出場。キャプテンとしてもチームを引っ張った同氏は、イングランドフットボールの近代史を語る上で不可欠な存在となっている。
しかし、育成年代の指導者たちは、同選手の将来に大きな疑問を持っていたようだ。ベッカム氏は、代表ユースの指導者から「上の世代では、イングランド代表としてプレーできない」と言われたことを打ち明ける。
「たぶん12歳の時だったと思うが、『金輪際、イングランド代表でプレーすることはないだろう』と言われた。下位カテゴリーの代表コーチからの言葉だった。アカデミーに入ってからも、誰もが私のことを『小さ過ぎでパワーがなく、母国を代表してプレーすることはない』と言い続けた。しかし、あれから30年がたち、私は代表で115試合に出場し、キャプテンマークを巻き、3回のワールドカップに出場した。本当に素晴らしいキャリアを送れたと思う」
ベッカム氏は自身の体験から、若い選手たちにエールを送る。
「難しい時間や瞬間が訪れていても、自分自身を信じて、楽しんでプレーしてほしい。そして、フットボールを愛してほしい。これが私から若い世代の選手たちに送れるメッセージだ」
【DAZN関連記事】
● DAZN(ダゾーン)を使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)に登録・視聴する方法とは?加入・契約の仕方をまとめてみた
● DAZNの番組表は?サッカーの放送予定やスケジュールを紹介
● DAZNでJリーグの放送を視聴する5つのメリットとは?
● 野球、F1、バスケも楽しみたい!DAZN×他スポーツ視聴の“トリセツ”はこちら ※提携サイト:Sporting Newsへ
