バルセロナのレジェンド、カルレス・プジョル氏が、現在のバルセロナについて言及した。ドルトムントからやってきたウスマン・デンベレ、ドイツ代表として正GK定着を目指すマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンについて自身の見解を示している。
プジョルはドイツメディア『sport1』のインタビューで、「ロシア・ワールドカップでは、やはり前回大会の優勝国ドイツが優勝候補筆頭になると思う。その他はスペイン、ブラジル、フランス、アルゼンチンが対抗馬として挙げられるね。本大会では3~4週間の間に本領を発揮できればいいから、予選で苦戦していたチームも十分にチャンスがある。アルゼンチンにもチャンスがあるはずだ」と語っている。
現在、バルセロナの正GKテア・シュテーゲンは、ドイツ代表守護神の座をマヌエル・ノイアーと争う状況となっている。ドイツ代表のポジション争いについては「テア・シュテーゲンはもはやノイアーと同等のレベルにあると言っていいと思う。彼のような優れたGKが複数いることは幸運だね。実際に長期離脱していたノイアーがW杯に出場できなくても、何ら問題はないはずだ」と発言。
「実際にテア・シュテーゲンはバルセロナでも素晴らしいパフォーマンスを見せている。ゴールエリアから飛び出してボールを扱う機会がバルサでは多いけど、その際の判断やテクニックも素晴らしい。チームのスタイルにも合っているし、バルサに何年も前からいたかのように落ち着いてプレーしているよね。彼は今後、歴代最高のGKになると思うよ」
その一方、ネイマールの穴埋め役としてドルトムントからやってきたウスマン・デンベレについては「彼もいい選手だと思う。だけど、高額な契約解除金が発生したことで過剰なプレッシャーを感じているんじゃないかな。彼は世界最高のチームでプレーしていることに慣れながら、自分のプレーに集中する必要があるね。まだちょっと時間が必要だと思う」と擁護の姿勢を見せている。
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