ドイツメディアの『transfermarkt.de』は22日、ブンデスリーガ1部に所属する選手104人の推定市場価値を更新。ボルシア・ドルトムントの日本代表MF香川真司は1年8カ月ぶりに市場価値が減少した。
シーズン序盤からルシアン・ファーヴル新監督の下でベンチ外となるなど苦しんでいた香川だが、先月後半にはようやく3試合に出場。しかし10月に入ると足首の問題で戦列からの離脱を強いられ、先日全体練習に復帰するもまだベンチには戻れず。その一方で今シーズンはいまだに黒星を喫していないチームは直近の公式戦5試合では22得点を記録するなどとりわけ攻撃陣が絶好調を維持している。
選手それぞれのパフォーマンスや将来性、市場効果やユーザーの意見などを考慮して市場価値を評価する『transfermarkt.de』だが、香川に関してはチームでの状況が更新に影響を及ぼした模様。クラブとの現行契約は2020年までとなっているものの、市場価値は昨年2月以来初めて下がり、200万ユーロ(約2億6000万円)減少の1100万ユーロ(約14億2500万円)と記された。
なお、現在ブンデスリーガ1部クラブでプレーする日本人選手の市場価値は今年6月~8月に再評価されており、今回は更新されず。従って、ブンデスリーガ所属全選手のなかでは110位の市場価値となった香川は、日本人選手では依然として首位の座につけている。
【『Transfermarkt』によるブンデスリーガ1部所属日本人選手市場価値】
1位 香川真司(1300万→1100万ユーロ)
2位 大迫勇也(600万ユーロ)
3位 久保裕也(450万ユーロ)
3位 原口元気(450万ユーロ)
5位 浅野拓磨(200万ユーロ)
5位 宇佐美貴史(200万ユーロ)
7位 長谷部誠(100万ユーロ)
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