この夏にビジャレアルからアトレティコ・マドリーに加入したMFロドリが、新たな挑戦に向けて意気込みを示している。
ロドリは今夏、ビジャレアルを離れて下部組織に在籍した経験がアトレティコに復帰。スペイン『マルカ』とのインタビューに応じた同選手は、ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコでは戦術理解力を磨く必要があるとの見解を述べた。
「僕が今いるチームには、非常に厳格な戦術がある。その点で向上していかなくては。ボールを持っていないときのプレーや試合の流れで必要なプレーとか……、いくつかの部分を改善していく必要がある。監督の言うことをしっかりと聞いて、学んでいかないとね」
バルセロナMFセルジ・ブスケッツを超える逸材とも称されるロドリだが、そうした比較は気にしていないようだ。
「僕はまだ若いし、一歩一歩進んでいきたい。プロの世界に入ったばかりだが、色んな人にお世辞を言われて、偉大な選手たちと比較されている。でも自分は冷静だし、一歩ずつ歩んでいくことが大切だ。もちろん、自分の伸び代がまだ大きいことは理解している」
シメオネ監督や今夏にアル・サッドへと移籍したMFガビ・フェルナンデスが付けていた背番号14でプレーするロドリだが、重圧は感じていないようだ。
「ガビと僕のプレースタイルは異なっているが、リーダーシップがあるところは似ているかな。シメオネと背番号についての話はしていない。彼はもっと大切なこと、つまりチームや自分に何を求めていくかに集中している。僕たちはプレシーズンを始めたばかりだ」
「僕のお気に入りの背番号は16で、唯一その番号だけを希望していたけど、ここではもうシメ(・ヴルサリコ)が付けていた。選択肢はあまりなく、14番が空いたから付けようと考えたんだ。それも以前に付けたことがあるし、その数字が意味することも分かっていた。だから14番を選択したんだけど、満足しているよ」
現在は190センチあるロドリだが、アトレティコの下部組織を去った理由は、身長が極端に低かったためとされていた。
「唯一の真実は、自分がほかよりも成長が遅かったということだけだ。そのほかにも様々な要因があって退団につながったんだよ。でもアトレティコを去っていなかったら、今の僕はいなかっただろう。あのときには退団すること、新たな環境でプレーすることが最善だったんだと思う」
ロドリはアトレティコで、MFコケ、MFサウール・ニゲス、MFトーマス・パルティらと定位置を争うことになる。
「確かにそうなるけど、どこに行ったって素晴らしい選手たちは存在している。今、言及された選手たちのことは、誰もが知っているね。でも、ここは世界最高のクラブの一つだ。僕は最高の選手たちとプレーすることを望んだが、それは最高の選手たちと競い合っていくことを意味するんだよ」
▶リーガ・エスパニョーラ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【DAZN関連記事】
● DAZN(ダゾーン)を使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)に登録・視聴する方法とは?加入・契約の仕方をまとめてみた
● DAZNの番組表は?サッカーの放送予定やスケジュールを紹介
● DAZNでJリーグの放送を視聴する5つのメリットとは?
● 野球、F1、バスケも楽しみたい!DAZN×他スポーツ視聴の“トリセツ”はこちら ※提携サイト:Sporting Newsへ



