フランス代表OB「ポグバは努力を積んだ天才」サポーターに理解を求める

アーセナルOBが母国サポーターから批判にさらされるフランス代表MFを擁護した。

元フランス代表のバカリ・サニャは、自国サポーターから多くの批判を浴びているマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバを擁護した。『ロンドン・イブニング・スタンダード』に語っている。

ロシア・ワールドカップで優勝候補に挙げられているフランス代表の中盤を支えるポグバは、ピッチ内外で批判を受けることが多い。開幕直前の親善試合ではサポーターからブーイングを浴びる場面も見られた。

これらの批判は少なからずユナイテッドMFに影響を与えると、元アーセナルDFは語った。

「彼は自信に溢れる男だが、自分への批判を耳にすれば不快に感じるのは当然だ」

批判の原因は高すぎるポグバの能力にあると明かした。

「なぜ批判されるかって？それは彼の能力のせいさ。彼は天才だ。天才として生まれ、努力を積んだ。だから他のMFができないようなスキルを持っているんだ」

「だからみんな彼をトップ下の選手だと考えているんだ。でも守備的MFとしてプレーしているときは、トリッキーなことをする余裕はないんだ。でも平均以上の能力を持っているから、より攻撃的なプレーができる。しかし他の選手もいるし、彼の役割はDFを助けてチームとしてプレーすることさ」

そして、実際の試合では監督から与えられる役割があることをサポーターは理解する必要があると説明した。

「みんなは彼がMFであることを忘れてはいけないよ。彼の非凡な能力のせいで多くのことを期待してしまう。でも彼には監督からの指示があることを忘れてはいけないんだ」

「彼の言うことをしっかり聞いて、他の選手をより尊重する必要がある。チームが何よりも重要なことだからね。試合によってはより多くの自由を与えられるだろう。その時は他の選手が守備的MFとして低い位置を保つ。これらを理解しているのは選手だけであり、ファンにはわからないことさ」