ベルギー代表GKティボー・クルトゥワがフランス代表について、「アンチ・フットボール」と嘆いた。スペイン紙『アス』などが報じた。
ベルギーは、10日に行われたロシア・ワールドカップ準決勝でフランスと決勝進出をかけて対戦。51分にDFサミュエル・ウムティティにゴールを奪われると、重心を下げてカウンター狙いの守備的な戦いを見せたフランスを前にネットを揺らすことができず、逃げ切りを許した。
クルトゥワは試合後、フランスが見せた戦いぶりに関して、「彼らはアンチ・フットボールのプレーをした。相手FWは常にゴールから30mくらい離れてプレーした。僕はチェルシーでそんなのを見たことがない」と一刀両断。また、審判団についても、「主審が試合を通してうまく笛を吹いていたわけではない」と話した。
また、MFエデン・アザールもフランスのプレースタイルについて、「失望している。僕たちはより多くに値した。フランスはずっと同じように守備的にプレーした。でもそれが彼らに優位に働いた」と批判的な意見を残した。一方で、「僕たちのワールドカップについては誇りに思っている。僕たちベルギーはできる限りのことをした。ブラジル戦で100%を出したし、成し遂げたことに満足しなければならない」と、準決勝に到達したことについては満足感を示した。
ベルギーはこの後、14日に行われる3位決定戦でクロアチア対イングランドの敗者と対戦する。

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