フランスが2戦目で爆発か…ペルーの対策すべき点は？【グループC第2節プレビュー】

ロシア・ワールドカップグループCでは第2節が行われ、フランスはペルーと対戦する。

フランスの初戦はオーストラリアが相手だった。苦戦しながらも、勝利を挙げたのは、今大会強豪国が軒並み初戦で勝ち点を落としている中、大きな意味があった。アントワーヌ・グリーズマン、キリアン・ムバッペ、ウスマン・デンベレの3トップは確かに強力で、オーストラリア相手にも猛威を振るった。

オリヴィエ・ジルーが出てきても変化となり、中盤の選手の飛び出しを促すことができる。ペルー相手に本領発揮とばかり、大量得点が生まれても不思議ではない。

対するペルーは初戦でデンマークに惜敗。PKのチャンスもあったが、クリスティアン・クエバが失敗してしまい、悲劇のヒーローとなってしまった。それでも、守備のチームと見られていた中で、デンマークを相手に多彩な攻撃パターンを見せたのは救い。

ドリブル突破やパスワーク、そして頼れるパオロ・ゲレーロも途中出場ながら健在であることを証明した。フランス相手にむざむざと負けることは彼ら自身が許さないはずであることは、試合後の涙が証明している。

フランスの初戦では奇しくもVAR（ビデオアシスタントレフェリー）やゴールラインテクノロジーが使用され、テクノロジーに注目が集まった。2戦目の焦点はどこに当たるのだろうか。