フランクフルトに所属するU-20フランス代表DFエヴァン・ヌディッカにとって、元日本代表MFの長谷部誠やアルゼンチン人DFダビド・アブラハムは頼もしい存在のようだ。クラブの公式ウェブサイトが同選手のコメントを伝えている。
今夏フランス2部のオゼールからフランクフルトへと渡ったヌディッカは8月に19歳の誕生日を迎えたばかりの192センチと長身なセンターバック。今後の成長を見越した獲得だった彼だが、他のDFの負傷離脱もあり、リーグ開幕節からスタメン出場を続けている。
アディ・ヒュッタ―監督は、ほとんどの試合で採用する3バックでは同選手を中央の長谷部、右側のアブラハム(あるいはマルコ・ルス)と並び左側のCBに配置。若手として、隣でプレーするベテランたちから学ぶものも多いようだ。
「彼らはとても豊富な経験の持ち主で、視野の広さが群を抜いている。そういうところに関して、彼らからとても多くのことを学べる。僕はトレーニングで吸収して、実際にピッチで実践しようと試みている」
「彼らのアドバイスはとても心強い。常に最適なポジションについてやどうやってポジショニングを改善できるのか教えてもらっている。彼らの隣でプレーさせてもらってとても幸せだ」
フランクフルトはシーズン序盤こそパフォーマンスが安定していなかったが、ここ最近の公式戦7試合では6勝1分けと絶好調。決定力を発揮中のアタッカー3人(セバスティアン・アレル、アンテ・レビッチ、ルーカ・ヨビッチ)が“マジックトライアングル”として話題を集めているが、ベテラン組とともに3バックを構成するヌディッカは着実な成長を続けている。
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