リヴァプールのリヨンFWナビル・フェキル獲得交渉は、破談に終わったようだ。リヨンが残留を宣言している。
今夏積極的な動きを見せるリヴァプールは、攻撃陣の強化に向けてフェキルに獲得のためにリヨンと交渉を続けていた。両クラブは6000万ポンド（約88億円）で合意し、近日中にも正式発表される見通しとなっていた。
フランスサッカー協会会長もメディカルチェックが完了したと発言しており、移籍は間もなくと見られていたが、ここへ来て状況が一転。リヨンは交渉が破談に終わったことを宣言している。
「オリンピック・リヨンは、リヴァプールとのフェキルに関する交渉が破談に終わったことをお伝えします」
なお、破談の原因はメディカルチェックにあると見られている。両クラブは数日前に合意に至っていたが、フェキルは今年2月に膝を負傷して6週間の離脱を強いられており、これが取引不成立の要因となった可能性がある。
リヨンは声明で、オファーは十分だったと明かしている。
「リヴァプールはナビルの移籍にプライオリティを置き、リヨンと選手の要求に合致するオファーを受けていました。オリンピック・リヨンは、チャンピオンズリーグに出場する2018-19シーズンもキャプテンがけん引してくれることを光栄に思います」
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