欧州サッカー連盟（UEFA）は、サポーターが暴徒化したリヴァプールに対して処分を科すことになるようだ。
4日にアンフィールドで行われたチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦リヴァプール対マンチェスター・シティの試合直前、リヴァプールサポーターがマンチェスター・シティのチームバスを襲撃。マンチェスター・シティの選手やジョゼップ・グアルディオラ監督などが乗車するバスに向かってガラス瓶や発煙筒を投げつけるなどして、バスに大きなダメージを与えた。
幸い選手やクラブ関係者に大きな被害はなかったものの、グアルディオラ監督は0-3で敗れた試合後「通常なら地元警察がこのようなことが起きないように対処すべきだ。リヴァプールでこのようなことが起きるなんて予期していなかった」とセキュリティ面に落ち度があったと不満を口にした。
一方、リヴァプールとユルゲン・クロップ監督は試合直前にサポーターの暴挙に対して謝罪。しかし、これらの行為はUEFAの規則に反したもので、規律倫理委員会がチャンピオンズリーグ決勝戦終了後の5月31日、リヴァプールに対して処分を下すことを発表している。現段階で処分内容は未定だが、来シーズンのUEFA主催大会で適応される見通しのようだ。
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