ピケ、ジダンの「花道つくらない」発言を受けて…「今夜は眠れない」

7日のリーガ・エスパニョーラ第31節、首位バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのレガネス戦を3－1で制した。DFジェラール・ピケは試合後、リーガで首位を快走し、コパ・デル・レイで決勝、チャンピオンズリーグで準々決勝まで進んでいる現状に大きな満足感を表している。

バルセロナの背番号3は、『バルサTV』とのインタビューで次のように語った。

「実際、とても素晴らしい感じだ。シーズンが始まる前にこうした状況にいられると知っていたら、間違いなく同意していたよ」

バルセロナはリーガ38試合で無敗を貫き、レアル・ソシエダが1980年に達成した同リーグの連続無敗記録に並んだ。ピケは記録更新に向けて意気込みを示す。

「記録は目標に設定するものではない。一試合ずつ進んで行き、記録に近くなったら、目標に変わるものだ」

ピケはまた、この後にスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じ、レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が「バルセロナに花道はつくらない」と発言したことについて感想を問われている。

ジダン監督は、もしバルセロナがリーガ優勝を決めても花道をつくらないと断言。その理由として、自チームがクラブ・ワールドカップ優勝を果たした直後のクラシコで、バルセロナが花道をつくらなかったことを挙げている。このことを聞かされたピケは、まず大きくため息をつき、そして吐き捨てるように言った。

「今夜は眠れないね」