アヤックスのオランダ代表FWジャスティン・クライファートはクラブを非難し、契約を延長するつもりがないことを認めた。
元バルセロナで、同じくオランダ代表のパトリック氏を実父に持つジャスティン・クライファートは今シーズン、エールディビジを舞台に27試合で10ゴールをマーク。この活躍を受け、マンチェスター・ユナイテッドをはじめヨーロッパ中のクラブが19歳の同選手の動向を注視する。
当初はアヤックスに残留する意思を示していたクライファートだが、最近になって契約交渉は暗礁に乗り上げた。同選手はクラブが通知なしに売却しようとしていることを原因に挙げ、契約延長の意思はないと『フォルクスラント』に打ち明けた。
「アヤックスとの契約を更新しない。多くのことが起こりすぎた。モチベーションが下がって、自信も失った。彼らは僕に何も知らせずにトッテナムに売却しようとしていて、ギリギリになってその話を耳にした。もう彼らは彼らのしたいようにすればいい」
また、クラブ内の状況についても言及。
「アヤックスは簡単にコーチを切る。ほとんどチャンスを与えずにだ。僕たちのコーチ(エリック・テン・ハーグ)はこのクラブで居心地が悪そうだとみんなが気付いている。マルセル・カイザーもそうだった。これは選手たちの考えだ。突然監督が交代して、戦術も変わった。こうなってしまえばすべてが困難になる。今シーズン僕たちのしたかったことが分からないままシーズンが終わった」
クライファートとアヤックスの現行契約は2019年夏まで。そのため、今夏か来冬には同選手を放出する可能性が高く、今夏の移籍市場でビッグクラブによる熾烈な争奪戦が予想される。
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