明治安田生命J1リーグ第19節の横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島が1日にニッパツ三ツ沢球技場で行われた。
5勝5分け7敗で13位の横浜FMと、13勝2分け3敗で首位を走る広島が激突した。横浜FMは新戦力のドゥシャンが初先発。一方、前節の浦和レッズ戦で1-4とよもやの大敗を喫した広島は、3試合ぶりの白星を目指してティーラシンをベンチスタートとし、渡を先発で起用した。
日本サッカー協会の関塚隆技術委員長が観戦した一戦。試合序盤、ファーストチャンスを得たのは広島だった。6分、ボックス右手前でパスを受けたパトリックが右足を振り抜く。鋭いシュートがゴール左上方向に飛ぶも、わずかに枠を外した。
逆に14分には横浜FMにチャンス。ボックス右手前で獲得したFKでキッカーの天野が左足で巻いたクロスをファーサイドに入れる。これが誰にも触れず、そのままゴール左を捉えかけたが、GK林にボールをかき出された。
ハーフタイムにかけても好勝負が繰り広げられる。23分には青山が最終ライン裏に浮き球パス。これに反応したパトリックがGK飯倉との反応勝負に勝って、ボックス右からシュートを放つ。GK不在の状況だったが、厳しい態勢から放ったシュートは右ポストに弾かれた。
試合が動いたのは前半終了間際だった。45分、青山のクロスに対応した仲川がハンドを取られて、広島がPKを獲得する。このPKでキッカーを務めた青山のシュートはGK飯倉がセーブ。しかし、これはGK飯倉が先に前へ飛び出していたとされ、やり直しになる。代わってキッカーを務めたパトリックは冷静にPKを成功させ、広島がリードして前半を終えた。
迎えた後半、広島は早々にリードを広げる。46分、柴崎の右CKに正面のパトリックがヘッド。これがゴール左に決まり、広島がスコアを2-0とした。さらに広島は49分、柴崎のお膳立てからボックス左手前の渡がコントロールシュート。渡が先発起用に応えるゴールを記録し、3点差とした。
その後、広島は71分に柏が右サイドから上げたクロスに、ニアサイドに走りこんで合わせた千葉がヘディングシュートでネットを揺らして4点目。横浜FMは試合終了間際に伊藤翔のゴールで一矢を報いるも、反撃はここまで。広島がリーグ3試合ぶりの白星を手にした。一方の横浜FMは、2-5で敗れた前節のFC東京戦に続く連敗で、2試合で9失点と守備が不安な状況となっている。
■試合結果
横浜F・マリノス 1-4 サンフレッチェ広島
■得点者
横浜FM:伊藤翔(90分+3分)
広島:パトリック(45+3分、46分)、渡大生(49分)、千葉和彦(71分)
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