パチューカ、最終節は痛恨ドロ―…本田不発でプレーオフ行きは他チーム次第に／リーガMX後期第17節

10人のパチューカが苦しむ展開に。

■後期第17節　パチューカ　0-0　アトラス

リーガMX後期第17節が28日に行われ、パチューカとアトラスが対戦した。

パチューカは上位8チームが進出できるプレーオフへ向けて残り1勝という状況で最終節を迎えた。本田圭佑は先発出場をしている。

ホームでプレーオフ進出を決めたいパチューカだったが、19分にアクシデント。最前線に入っていたアニイェロ・サガルがラフプレーで一発退場。パチューカは数的不利に陥ってしまう。

さらに30分過ぎには雹により試合が中断。10分程度選手たちは一度ピッチから離れている。その後、再開された試合は10人のパチューカが、ボールを持たれて走らされる展開に。数少ないFKのチャンスも本田は壁に当ててしまい、ゴールならず。

幾度か決定機を迎えたアトラスだが、パチューカが身体を張って水際で防ぎ、前半はスコアレスで終了する。

後半、パチューカはセットプレーから数少ないチャンスで反撃を試みると、62分にアトラスDFダニエル・アレオラが2枚目のイエローカードで退場。ここで数的同数となる。

何とか1点を奪いに行くパチューカだが、疲れもあってなかなか前線に人数をかけられない。結局1点を奪えず、試合はスコアレスドローで終了。パチューカは自分たちの結果でプレーオフ行きを決めることはできず、他会場の結果を待つこととなる。