2017年に成立したネイマールのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍の際に、バルセロナ職員へ手数料が支払われていたようだ。スペイン『カデナ・セール』が伝えている。
昨シーズン開幕前、史上最高額となる2億2200万ユーロ(約230億円:当時)という移籍金でPSGへ加入したネイマール。一選手の移籍金で2億ユーロを超えたことや、スペインニ強の主力選手が他国のクラブへ移籍したことなど、様々な要素から世界に衝撃を与える取引となった。
『カデナ・セール』によると、この移籍劇の際にある職員へ手数料が支払われていたようだ。バルセロナの職員であるアンドレ・カリー氏は、この取引で660万ユーロ(約9億円)を受け取ったという。
カリー氏は、ネイマールの代理人を務める父親が信頼する人物であるようだ。サンドロ・ロセイ会長時代の2013年、バルセロナはブラジル代表FWを獲得した際、カリー氏に対し選手の売却時に6%の手数料を支払う契約を結んでいたという。クラブ側はこの手数料を避けようとしたが、すでに支払いは完了している可能性が高いようだ。
以前の報道では、ネイマールが2017年7月31日までバルセロナに残ったため(PSG移籍成立は8月2日)、父親に2600万ユーロ(約34億円)のボーナスが支払われると伝えられている。
バルセロナは、スター選手を失うとともに多額の手数料の支払うことになっていたようだ。
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