■リーガ第35節 デポルティボ 2-4 バルセロナ
デポルティボ:L・ペレス(40分)、チョラク(63分)
バルセロナ:コウチーニョ(7分)、メッシ(38分、82分、86分)
29日にリーガエスパニョーラ第35節が行われ、バルセロナは敵地リアソールでデポルティボと対戦している。
先のコパ・デル・レイ決勝でセビージャを破り優勝を達成したバルセロナは、二冠を目指してデポルティボの本拠地リアソールに足を踏み入れた。今節3位レアル・マドリー、2位アトレティコ・マドリーがそれぞれ勝利を収めたものの、このデポルティボ戦で引き分け以上ならバルセロナの優勝が決定する。
バルベルデ監督はタイトルのかかった試合に盤石の布陣で臨む。GKテア・シュテーゲン、セメド、ピケ、ユムティティ、アルバ、ブスケッツ、ラキティッチ、コウチーニョ、デンベレ、スアレス、メッシがスタメンに名を連ねた。
7分、バルセロナが幸先良く先制する。デンベレのパスにをペナルティーエリア内で受けたコウチーニョが右足を振り抜き、GKルベンを破った。コウチーニョは今季リーガ3得点目を記録している。
デポルティボは16分、CKからアルベントサがヘディングシュートを放つ。GKテア・シュテーゲンが好守で防ぐ。こぼれ弾をL・ペレスが押し込んだが、これはオフサイドで取り消された。
バルセロナは攻め続ける。すると38分、追加点を奪取。スアレスのアウトサイドのクロスから、ファーサイドに走り込んだメッシが左足を合わせ、ネットを揺らした。
デポルティボも食い下がる。40分にカウンターからボルハが抜け出し、L・ペレスにラストパスを送る。L・ペレスがアルバと競りながら左足でシュートを打ち、反撃の狼煙を上げる。
1点リードで後半に向かったバルセロナだが、流れはデポルティボにあった。64分、ボルハのグラウンダーのクロスをボルヘスが折り返し、中央でチョラクが合わせてデポルティボが同点に追い付いた。
バルベルデ監督は68分、デンベレに代えてデニスを投入する。さらに73分、コウチーニョに代えてパウリーニョをピッチに送り込んだ。
バルセロナは苦しみながら82分に逆転弾を手にする。スアレスとのコンビネーションからメッシが得意の左足でシュートを沈めた。メッシの勢いは止まらず、86分に再びスアレスのアシストからゴールを陥れ、ハットトリック達成となるゴールを決めた。
バルベルデ監督は87分にラキティッチに代えてイニエスタを投入する。今季限りでの退団が決まっているイニエスタには、デポルティボとバルセロナのサポーターから大きな拍手が送られた。
バルセロナは2点差を維持して、25回目のリーガ制覇を成し遂げた。2015-16シーズン以来の優勝を達成している。
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