バイエルン・ミュンヘンは再び危機に見舞われているのかもしれない。周囲が騒がしくなっている。ドイツ『SID』が伝えた。
バイエルンは3日、ブンデスリーガ第10節でフライブルクと対戦。終盤にセルジュ・ニャブリのゴールで先制するも、終盤にまさかの失点を喫して1-1で試合を終えた。バイエルンを率いるニコ・コバチ監督は、押し込みながらも早い時間にゴールを奪えなかった展開を悔やんでいる。
「我々はいいプレーをしていたし、ボールもよく回っていた。前半のうちに(ロベルト)レヴァンドフスキが先制点を取っていてくれていれば、もっと簡単だっただろう。後半にも多くのチャンスがあったわけだしね。もちろん失望している。(10日の)ドルトムント戦はまだ先だ。その前に(チャンピオンズリーグの)アテネ戦がある」
一方で、コバチ監督と選手間で問題が発生しているのかもしれない。フライブルク戦で71分からトーマス・ミュラーが途中出場したが、ミュラーの妻であるリサはInstagramで「彼(コバチ)がひらめくまで70分もかかった」とつづりながら、ストーリー機能を更新している。ミュラーはこうした妻の振る舞いに「彼女は感情に溢れていたんだろう。考え直せば、やるべきだったとは思わないが、彼女は僕のことがただ大好きなんだろう」とフォローした。
この一連の出来事にコバチ監督は「何も言うことはない。トーマスが彼自身でやったことではないしね」と気に留めていない様子だ。とはいえ、不協和音がチーム内外を包み始めたことは否定できない。
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