5月1日のチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグ、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウにバイエルン・ミュンヘンを迎える。前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、2−1で先勝したファーストレグ同様、決勝進出にする意欲を全面に押し出したパフォーマンスを示す必要性を説いた。
「これは準決勝であり、私たちはその重要性を理解している。これまで行ってきたことを変える必要はないし、集中と決意はすでに存在している。ファーストレスはとても良いものだったが、しかしセカンドレグでも、このラウンドを突破する意欲を示さなければならない」
「私たちがすべきは、勝利を目指して試合に入ることだ。考えず、尻込みせず、相手の様子をうかがうことなく、ね。早くゴールを奪取することを試みたい。バイエルンは素晴らしい試合を演じるためにここにやって来る。彼らは偉大なクラブであり、劣勢だとは考えていないはずだ」
またDFダニ・カルバハルが負傷中の右サイドバックについて問われると、次のように返した。
「コメントはしない。いずれにしても私たちの選手層は厚く、様々なことを実践できる。重要であるのは、全員が出場を望んでいることだ」
その一方で、今季チャンピオンズの成否が自身の去就を左右することは否定している。
「チャンピオンズに勝つかどうかに依存しているわけではない。私はこのクラブで続けていきたいんだ。まあ、重要なのは現在行っていること、明日のバイエルンとの試合にほかならない。そのほかのことに考えを巡らせている余裕はないよ」
自身の監督としての能力については、次のように自己評価した。
「私が最高、または最低の監督かは分からない。ただ、より経験を積んでいるのは確かだ。私よりも優れた監督は存在しているが、私はこのレアル・マドリーのロッカールームに立つ機会を獲得し、成し遂げてきたこともある」
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