バイエルンで危機的状況のコバチ「私の辞書に『ギブアップ』の文字はない」

ホームで勝利から遠ざかるバイエルン。

バイエルン・ミュンヘンで危機的な状況に陥るニコ・コバチ監督が、ベンフィカ戦を前に記者会見へと出席した。

バイエルンは直近のリーグ戦で降格圏に沈むフォルトゥナ・デュッセルドルフを相手にホームでまさかのドロー。ホームでのリーグ戦ではここ4試合勝利から遠ざかり、コバチ監督も「失望している」と話す。

「アウクスブルク戦、フライブルク戦、デュッセルドルフ戦で計6ポイントを逃している。勝利を手放したんだ。全試合を分析しているし、我々にはミスがあった。残念なことに、ミスは繰り返されている」

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一方で、選手選考については「我々は今14人しかいないし、何も変えられない」とも話す。一部報道では、コバチ監督にとってベンフィカ戦がバイエルンでの最後の指揮になるとも伝えられる。こうした主張に同意するか？と聞かれたコバチは「ノー」と語り、強い意気込みを語った。

「私のことを知っている者なら、私がファイターであることもわかっている。私の人生そのものが、そうしたことを示してきた。私の辞書に『ギブアップ』という言葉はない」

次の試合

なお、バイエルンは引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定する。勝利から遠ざかるホームで、勝ち点を積み上げることはできるのだろうか。