ハリルホジッチ、2度目のW杯直前の解任へ…仏誌「すでにフランスへ戻っている」

ワールドカップ直前での解任に海外メディアも驚き。

公式発表こそ出ていないものの、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任は決定的となっている。フランス誌『フランス・フットボール』も「もはや日本代表の監督ではない」と見出しを打って紹介した。

2015年からチームを率いるハリルホジッチは、ロシア・ワールドカップ出場に導いた。しかし、直近に行われたマリ（1-1）、ウクライナ（1-2）との低調な戦いが引き金となり、解任が間もなく正式に発表されると見られる。

『フランス・フットボール』は、ワールドカップ本大会67日前での決断に驚きを持って伝えており、すでにハリルホジッチがフランスの自宅に戻っていることも合わせて報道した。

なお、ハリルホジッチにとってワールドカップ直前での解任は2度目。2008年から指揮したコートジボワール代表では南アフリカ・ワールドカップ出場に導いたものの、アフリカ・ネーションズカップでの不振により、2010年2月に解任の憂き目に遭っている。