ホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督は、レアル・マドリーからのオファーを拒否していたようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。
レアル・マドリーは先日、ジネディーヌ・ジダン監督がチャンピオンズリーグ3連覇を決めた直後に辞任を発表。世界に大きな衝撃が走った。そのため、欧州王者は後任監督を探している真っ最中で、若きドイツ人指揮官に白羽の矢が立ったようだ。
しかし、2021年までホッフェンハイムとの契約を結ぶナーゲルスマンはオファーを固辞。来季はチャンピオンズリーグに出場するチャンスがあることなどがその理由として考えられている。
また、『Goal』スペイン版のアルベルト・ピニェイロ氏は、そもそもナーゲルスマンがレアルの現実的な候補者に挙がったことに疑問を呈す。
「ジダンは突然の辞任だったため、クラブにプランBは存在しない。だからこそ、多くの監督の名前が挙がっているが、全てがクラブの本当の候補者ということはない。私の意見では、ナーゲルスマンはレアルの真の選択肢にはなりえないだろう。経験がないし、スペインでも指揮を執ったことがないからね」
それでも、「メディアとして様々な可能性を追っていかないとね」と付け加えた同氏。今後もレアル・マドリーの監督後任報道には振り回されることとなりそうだ。

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