ナポリの指揮官マウリツィオ・サッリは22日、セリエA第34節ユヴェントス戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで勝利の喜びを語った一方、次戦へ向けて気を引き締めた。
首位ユヴェントスを勝ち点4差で追うナポリは22日、アウェーでの首位攻防戦に挑んだ。スクデットを懸けた大一番に両者とも譲らず、試合は0-0のまま進んだが、90分にDFカリドゥ・クリバリがチームを勝利に導く決勝点を挙げた。あと4試合を残し、首位ユヴェントスと1ポイント差に迫ったナポリの指揮官は、喜びを隠せない。
「セットプレー以外では、何も相手に許さなかった。勝利も必然的についてきたと思う。今いる場所まで連れてきてくれた自分たちのプレーを、ここへ来て変えてしまうことはバカバカしく感じた。非常に満足できる試合だったと思う。選手たちも喜んでいて、ロッカールームでは大騒ぎをしていた」
一方、スクデット争いにおいて、ユヴェントスが優位である事実は変わらない。サッリは次節へ向けて気を引き締めた。
「昨日、チームが本拠地を出発するときにいなかった者に説明するのは難しいが、状況は何も変わっていないんだ。依然としてユヴェントスは1ポイントのリードで首位に立っており、ユーヴェがすべての主導権を握っている。今日は素晴らしい勝利を喜んでいいが、明日からはフィオレンティーナ戦(29日)へ向けて準備しなければならない。我々にとって非常に難しい試合になるだろう」
また『プレミアムスポーツ』のインタビューでは、試合前、集まった群衆に対し、中指を立てるジェスチャーを見せた理由を説明。ユヴェントスに対するものではないと強調した。
「ツバを吐いたり、侮辱的な言葉を発しているグループがいたので、それに答えた。ユヴェントスのサポーターとは関係ない」
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