ドログバの引退に元同僚たちが労いの言葉…F・トーレス「あなたこそチェルシーの王」

40歳ドログバが引退を表明した。チェルシー時代の同僚が、ドログバの引退を惜しんでいる。

チェルシーで長らく活躍した元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが、現役引退を表明した。

この発表を受けて、チェルシーで長らくともにプレーした名優たちも、ドログバの引退を惜しんでいる。

現在Jリーグのサガン鳥栖に在籍しているフェルナンド・トーレスは、自身のSNSで「ドログバは輝かしいキャリアを歩んだ。一緒に勝利の喜びを味わったことは、僕にとって永遠に残る素晴らしい思い出だ。あなたこそ、チェルシーの王だった」と発信している。

現アーセナルのGKペトル・チェフは「素晴らしいキャリアに祝福を贈る。彼は現役の間、常に最善を尽くした。信じられない選手であり、人間的にも模範的な人物だ」と述べている。

また、マイケル・エッシェンは「”兄弟”のドログバと一緒にプレーしたことは僕にとって最高の経験だ。多くの人に影響を与える人物で、アフリカのサッカー界にとっても、チェルシーにとっても宝のような存在だった」と盟友を労った。

現在イングランド2部のダービーで指導しているフランク・ランパードは記者の前で「私がプレーした中で、最高の選手の一人だ」と、かつての同僚ドログバを手放しで称賛した。

1978年生まれ、現在40歳のドログバはル・マンの下部組織で評価を高め、トップデビューした後にギャンガン、マルセイユを経て、2004年にチェルシーへ加入。2012年に退団した後は上海申花、ガラタサライ、チェルシーへの復帰を経て、モントリオール・インパクト、アリゾナ・ユナイテッドでもプレー。

ドログバはチェルシー時代に数々のタイトル獲得に貢献したこともあり、かつてチェルシーでともにプレーした同僚たちも盟友の引退を惜しんでいるようだ。