ドルトムント監督、アトレティコ相手に「少ないチャンスをものに」…負傷明けの香川にも言及

アトレティコをホームに迎えるドルトムント。ゴール量産中P・アルカセルの状態は？

ボルシア・ドルトムントは現地時間24日に行われるチャンピオンズリーグ（CL）グループA第3節でアトレティコ・マドリーをホームに迎える。前日会見に臨んだルシアン・ファーヴル監督は相手について「この7～8年、欧州でベストのうちに入るチーム」と話している。

ブンデスリーガでは直近4試合で19得点を奪うなど特に攻撃陣が絶好調のドルトムント。ここに来てディエゴ・シメオネ監督率いる現在リーガでは5位につけ、CLでは同じく開幕2連勝のアトレティコをホームに迎える。相手について問われたファーヴル監督はこのように語った。

「アトレティコはこの7～8年、欧州でベストのうちに入るチームだ。スペインでは常にトップ3に入り、CL決勝も経験した。彼らは安定しており、今年も優れた補強を行っている」

「たくさんのチャンスが与えられないなか、我々はそれをものにしなければいけない。最近、（ゴールを決めるため）多くのチャンスを必要としなかったが、明日もそのような力が求められるだろう」

一方で、移籍後公式戦5試合で8ゴールを挙げてきたスペイン代表FWパコ・アルカセルはリーグ戦前節では前半のみで負傷交代となったが、ファーヴル監督は「彼がプレーできるのかに関してはまだ分からない」と言及。「様子をみなければいけないね。まだ今日と明日のトレーニングを残している。現時点、これ以上のことは言えない」と続けた。

地元紙『ルールナハリヒテン』によると、P・アルカセルは23日午後のトレーニングは欠席したという。アトレティコ戦での出場が見送られた場合、MFマキシミリアン・フィリップの最前線での起用が予想されている。

また、会見ではスイス人指揮官はMF香川真司の状態についても聞かれ、「彼は良くなっている。負傷していたが、数日前からチームとの練習に参加している。（状態は）オーケーだよ」と返答。アトレティコ戦に向けてのメンバー入りについては明かさなかった。

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