ボルシア・ドルトムントは21日に行われたブンデスリーガ第31節でレヴァークーゼンを4-0で撃破。ペーター・シュテーガー監督はメンバーから外したキャプテンDFマルセル・シュメルツァーの今後の起用法について、明言を避けている。
ユース時代からドルトムントに所属するシュメルツァーは、負傷さえなければ常にスタメンを張ってきた左SBだ。しかしそんな同選手が、レヴァークーゼン戦でスタンド送りに。シュテーガー監督は『スカイ』で、「それは私の決断。競技的な判断だ。彼はここ数週間、ほか数人と同じく最高なパフォーマンスを出せていなかった」と決断を説明した。
またミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)も、「マルセルは我々のキャプテンだが、ほかのメンバーと同じくチームの一選手」と発言。「私もその決断を支持する。(0-2で敗れたシャルケとの)ダービー戦が、招集メンバーに影響を及ぼすことは当然だ」と続け、「フィジカルの強さを優先させる決断でもあった」との考えも述べた。
このレヴァークーゼン戦でドルトムントは、久々に好パフォーマンスを披露。ジェイドン・サンチョ(1ゴール2アシスト)、マルコ・ロイス(2ゴール)やマキシミリアン・フィリップ(1ゴール)らが活躍し、シュメルツァーの代わりに左SBに入ったDFマヌエル・アカンジもチーム3点目に絡み、一列前のサンチョとともに攻守において安定したプレーを見せた。
ドイツメディアはそんなドルトムントのプレーを「スピード感溢れるサッカー」(『キッカー』)、「CL出場権争いに向けて力強いメッセージを送った」(『ルールナハリヒテン』)などと絶賛。『ビルト』もこのレヴァークーゼン戦を「マジックな勝利。シュテーガー監督の下ではホームでのベストゲーム」と形容した。
シュテーガー監督は試合後、「シュメッレ(シュメルツァー)を敗者と見てはいけない。我々はただ一つの決断を下し、今日はそれが本当にうまく機能したということ。みんなこのクラブにいることに値するし、必要な存在なんだよ。もちろん、キャプテンに関してもそうだ」とコメント。ただし「チームが今日のようなプレーをすれば、来週に向けて、彼の状況が簡単になったとは言えないないだろう」とも話し、この先のメンバー入りに関する明言は避けた。
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