ボルシア・ドルトムントは、マティアス・ザマー氏を今夏から外部顧問として招へいすることが決まった。ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)が地元紙『WAZ』で明かしている。
現役時代に5年間ドルトムントでプレーし、監督としてもクラブを4年間率いた経歴を持つザマー氏。選手としてはリーグタイトル2連覇やチャンピオンズリーグ制覇に貢献。監督としてもリーグ優勝やUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)の決勝に導いている。近年はライバルクラブであるバイエルン・ミュンヘンのSD(スポーツディレクター)を務め、ドルトムント幹部らと度々舌戦を繰り広げたことから、古巣との関係は希薄になっていたと思われていた。
だが、そんなザマー氏が14年ぶりに新たな役目でドルトムントに戻ってくることになったようだ。
「我々にはマティアス・ザマーのような人物が必要」と語るヴァツケCEOは、「彼が持つ分析能力、情熱、帰属性、外部からの冷静な判断力」に期待しているという。バイエルンとの差が縮まらない中、「我々は全てにおいて、見直さなければならない」と今後に向けて首脳陣も再評価の対象となることを強調した。
さらに、ヴァツケCEOはクラブは近々に「ライセンスプレーヤー部」といった新部署を立ち上げることも明かしている。チームや監督、そしてミヒャエル・ツォルクSDとの間に設置される新部署になるようだ。率いる候補者は、2015年に現役キャリアを終えたセバスティアン・ケール氏、又は同じく元選手であり現在ドルトムントのユース・コーディネーターを務めるラース・リッケン氏であるようだ。
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