ブンデスリーガのドルトムントは今シーズン、ピーター・ボス体制でスタートしたものの、成績不振によりボス監督は更迭となり、現在はペーター・シュテーガー監督が指揮している。しかし、同監督の契約は今シーズン限りで、来シーズンからの監督はまだ決まっていない状況だ。
だが『スカイスポーツ』が報じたところによると、ドルトムントの新監督候補として、アンドレ・ヴィラス・ボアスの名前が浮上しているという。
1977年生まれ、現在40歳のヴィラス・ボアスは10-11シーズンにポルトをUEFAヨーロッパリーグ優勝に導き、2011年夏にチェルシーの監督に就任。その後はトッテナム、ゼニトの指揮官を経て、2016年から上海上港で指導していた。昨年限りで指揮官の座を退き、現在はフリーの状態になっている。
また、複数のドイツメディアは、現ニースのルシアン・ファーヴレ監督が今夏からドルトムントで指導する可能性も報じており、現在も交渉を進めているものと見られている。
後任監督がいまだ明らかになっておらず、来シーズンのドルトムントがどのような体制になるのか不明のままだが、日本代表MF香川真司も在籍しているだけに、今後もその動向が注目される。
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