日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントのDFマルセル・シュメルツァーが、今後は主将を務めないという決断を下した。クラブが公式ウェブサイトを通じて伝えている。
ここ2年間、ドルトムントの主将を務めてきたシュメルツァーだが、キャプテンの任務を返上することを決意した。「非常にエネルギーを消耗する、激しい2年間だった。これは僕の決断で、最善だと信じている」とその理由を説明している。
シーズンの終盤、メンバーから外されることもあったドルトムント下部組織出身の30歳の左SBはこのように続けた。
「2年間にわたって主将を務めてきたこと、クラブとともに多くのタイトルを獲得し、そのうちのひとつを主将として手にすることができ、誇りに思う。だが、チームにはこの役割を果たせる選手は他にもいると考えている。それにクラブ側が今夏、新たなスタートを切ることを宣言したこともあり、主将も新たに任命するにあたってベストな時期だと思うんだ」
なお、シュメルツァーは現メンバーでは今季限りで現役引退を表明したGKロマン・ヴァイデンフェラー(453試合)に次ぐ通算346試合の公式戦に出場。ドルトムントの歴代出場数ランキングでも8位に位置している。
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