ドイツ代表GKベルント・レノは、今夏にレヴァークーゼンを離れる可能性が高まっているようだ。ドイツ誌『キッカー』によると、その新天地候補としてアトレティコやナポリ、アーセナルが挙がっているという。
現在26歳のレノは、2011年夏からレヴァークーゼンでプレー。公式戦297試合でゴールマウスを守り、ドイツ代表では長年バイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアーの控えの座をマーク・アンドレ・テア・シュテーゲン（バルセロナ）と争ってきた。
だが、その最大のライバルがバルセロナの正守護神の座を勝ち取ると同時に、レノの代表での序列が下がったとみられている。さらに、先日のブラジルとの国際親善試合ではパリ・サンジェルマンGKケヴィン・トラップが90分間プレーしたことから、ロシア・ワールドカップのメンバーにすら入れない可能性が浮上している。
そんな代表での立ち位置が厳しくなっているレノだが、今夏には新たな挑戦に臨むことを検討しているとのこと。『キッカー』は、アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督は、以前の対戦からレノを高く評価しており、現在チームの正守護神を務めるヤン・オブラクが今夏の退団が濃厚と見られる中、獲得に乗り出すと伝えている。
なお、その他にも今夏にスペイン代表GKペペ・レイナとの契約が満了となるナポリや、GKペトル・チェフの後釜を探すアーセナルも獲得レースに参戦すると伝えられている。注目のレノは、来季どのチームで開幕を迎えるのだろうか。
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