JFA(日本サッカー協会)は9日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の契約解除を発表した。
2015年にハビエル・アギーレ氏の退任に伴い、就任したハリルホジッチ監督。日本代表を6大会連続6回目のワールドカップ出場に導いたが、7日付で契約解除が発表された。田嶋幸三会長によると「コミュニケーションや信頼関係」が、この決定のキッカケになったという。ロシア・ワールドカップ開幕2カ月前というこのタイミングでの解任劇に、日本はもちろん、世界中が驚愕。各国のメディアで取り上げられ、大きな話題となっている。
では、欧州列強国は今回の指揮官交代をどう見ているのだろうか。そして、日本代表がW杯本大会で成功するためには、何が必要なのだろうか。
今回は、ヨーロッパ強豪国の『Goal』ジャーナリストに質問を送付。3つの質問に答えてもらった。
第2弾はドイツ。現世界王者にして、ロシアW杯の優勝候補大本命だ。
世界のサッカー界をけん引するドイツの記者は、この決断をどう見るのか。ニクラス・ケーニッヒ記者が答えてくれた。
■「戦術を落とし込んでいくのは不可能に近い」
ケーニッヒ氏は「ドイツでは、一般的には大きく報じられていない」と前置きしつつ、明らかにタイミングを間違えていると指摘した。
「明らかに、監督を替えるのに良い時期ではない。新指揮官がW杯へ準備するのは、かなり難しい。大会前に数週間キャンプを張る時間があるとはいえ、この数週間でアイディアや戦術を落とし込んでいくのは、不可能に近い」
日本代表はこの後、5月30日に国内最後のテストマッチでガーナ代表と対戦。その後、ロシアの地で8日にスイス、12日にパラグアイと親善試合を行った後、いよいよW杯本大会に臨む。
ドイツ人記者は、JFAの決断を厳しく非難した。果たして、日本代表はロシアの地で結果を残すことは出来るのだろうか。
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