ドイツ代表ヨアヒム・レーブ監督は、自国サポーターによるMFイルカイ・ギュンドアンに対するブーイングを批判した。『ARD』の取材に応じている。
トルコ系ドイツ人であるギュンドアンは2日、1-2で敗戦したオーストリア戦の試合前にトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と面会。エルドアン大統領は市民団体やジャーナリスト、政治的反対者などを逮捕しており、人権団体が非難している。そのため、オーストリア戦ではサポーターからギュンドアンに対し野次が浴びせられた。
続く8日のサウジアラビア戦でも途中交代でピッチに入ったギュンドアンに対し、サポーターからはブーイング。拍手を促すジェスチャーを送っていた指揮官は、サポーターの行為に苦言を呈した。
「彼は代表チームの一員だ。あの行為では誰も救うことはできない」

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