デル・ピエロ氏、40歳ブッフォンのCL初優勝を願う「世界中が望んでいる」

ユヴェントスのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、クラブの後輩たちについて見解を示した。

元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が19日、UEFA（欧州サッカー連盟）のインタビューに応じ、FWパウロ・ディバラやGKジャンルイジ・ブッフォンについて語った。

ユヴェントスのレジェンドは、後輩にあたる“ホヤ（宝石）”こと24歳のアルゼンチン代表FWと自身の現役時代を比較。FKに関しては、現段階において自身に軍配を上げた。

「FKについては、当然、僕の方がうまい。パウロはまだ若いから時間があるし、僕を追い越せるかもね。彼はよくやっているよ。僕の時代は終わって今は彼が主役だから、できる限り素晴らしい成績を残せるよる期待している」

続いてデル・ピエロは、元同僚の守護神についても言及。現役続行もしくはシーズン終了後の引退かで迷う40歳のブッフォンが、チャンピオンズリーグ（CL）で有終の美を飾れるよう願った。

「彼がCLのトロフィーを掲げることを世界中が期待している。結果がどうなろうと、僕の中では、彼が永遠に1番だよ」

ユヴェントスはCL8強に進出しており、4月に行われる準々決勝では、昨年の王者レアル・マドリーと対戦する。さらに対戦相手のエースFWクリスティアーノ・ロナウドは、これまでユヴェントスとのCL全試合において得点を挙げている。ブッフォンが目指す悲願の初優勝へは、険しい道のりが待ち受けている。