ワトフォードが、FWジェラール・デウロフェウの完全移籍に興味を抱いているという。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。
バルセロナは昨夏1200万ユーロ(約16億円)を支払うことでデウロフェウの買い戻しを決めた。だがデウロフェウはエルネスト・バルベルデ監督の下で出場機会を確保できず、今冬の移籍市場でワトフォードにレンタル放出されている。
デウロフェウは今季終了時までのレンタルでワトフォードに加入した。しかし26日付の『ムンド・デポルティボ』紙によると、ワトフォードは同選手の完全移籍に関心を寄せている模様。デウロフェウはバルセロナとの契約を2019年まで残しており、契約解除金は2500万ユーロ(約33億円)前後だとみられている。ワトフォードはバルセロナがデウロフェウとの契約延長を望めばレンタルの延長を、売却を望めば完全移籍に向け正式オファーを出す考えだと伝えられている。
デウロフェウはワトフォード加入後、プレミアリーグ第25節ストーク・シティ戦から4試合連続でスタメン出場した。その後負傷して現在は戦列を離れているが、ハビ・グラシア監督はスペイン人FWを信頼している様子で、来季も戦力に数えることを希望しているとみられている。
一方、バルセロナは昨夏移籍金固定額1億500万ユーロ(約136億円)を支払ってFWウスマン・デンベレを、今冬MFフィリペ・コウチーニョを移籍金固定額1億2000万ユーロ(約162億円)で獲得しており、デウロフェウが復帰しても出場機会を重ねるのは困難だと予想される。
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