「テレビや新聞は空欄を埋めたいだけ」ロナウド氏が“役者を演じる”ネイマールへの批判に反論

ブラジル代表FWがレフェリーから十分に守られていないとロナウド氏は考えているようだ。

元ブラジル代表のロナウド氏は、ダイブを大きく非難されている同郷のネイマールを擁護した。

ロシア・ワールドカップで優勝候補の一角に推されるブラジル代表は順調にベスト8まで勝ち上がった。中でもエースとして活躍を期待されるネイマールはここまで2得点をマークするも、ダイブやファウル後のやや過剰なリアクションに多くの批判と注目が集まっている。

決勝トーナメント1回戦で対戦したメキシコ代表のフアン・カルロス・オソリオ監督はピッチに何度も倒れ込むネイマールを「やりすぎた演技」と痛烈に批判。またアラン・シアラー氏やエリック・カントナ氏ら元選手もブラジル代表FWに対して苦言を呈していた。

しかし、ロナウド氏は非難を浴びるネイマールについて「ネイマールのリアクションを批判的に受け取る全ての意見に反対する。彼は素晴らしい選手であり、タックルから自分自身を守る方法も熟知している。彼が十分にレフェリーから守られているとは思えない」と擁護するコメントを残した。

「多くの人がこれからもネイマールを非難する内容を繰り返すのならば私は不公平に感じる。批判はナンセンスだ。テレビ番組や新聞はただスペースを埋めたいがためにこのように報道している」

プレー以外の面で多くの批判を浴びるネイマールだが、6日に行われる準々決勝のベルギー代表ではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。