日本代表FWの岡崎慎司は、コンディション不良の中、ワールドカップのメンバーに選んでもらった西野朗監督の期待に応えたいと話した。
ロシア・ワールドカップのグループリーグを2位で通過し、2大会ぶりに決勝トーナメント進出を決めた日本代表。そして、2日に行われるベスト16で豪華なタレントを擁するベルギー代表と対戦する。この試合を前日に控え、岡崎はインタビューでチーム状態の良さをアピールした。
「みんな一人一人が意見を出し合うってことも毎日のように起きてるし、みんなで大会の試合を見たりとかも今まではここまでしてなかった。でも、今は他のチームの試合を見ながら“こういう試合もあるのか”とか、高い意識でワールドカップに入っていけているのは感じます。話し合うことによって、みんなが同じ気持ちを共有してきてるなと思います」
岡崎自身は、グループリーグ最終戦のポーランド代表戦で先発出場するも、コロンビア代表戦、セネガル代表戦では途中出場。2日のベルギー代表戦での出番ははっきりしていないが、チーム全体として良い準備ができていると話した。
「本当に前の試合でも数多くの選手が出て、チームとしての結果はどうであれ、ワールドカップを体験できた。僕はそんなに悪いパフォーマンスじゃなかったと思うし、新しく出た選手も自分の特徴を出していたので、もっとできると思う。そういう意味でもこのベルギーに対して最高の準備はできてるので、ここでやり切ったって感覚もない。グループリーグを突破して、本当に良い緊張感で来てるなと思います」
今大会開幕前、岡崎は所属するレスター・シティで4月半ばからケガに悩まされる。ワールドカップ欠場が現実味を帯びる中、西野新監督から絶大な信頼を集める同選手はメンバー入り。そして迎えるベルギー代表戦では選出してもらった信頼に応えたいと意気込みを語った。
「まず選ばれていることに関して、その期待に応えたいっていう思いがある。やっぱりチームを見ながら、チームの成長も間近で感じながら、自分もそこに貢献したいって思いはここに来る前と全く変わっていない。このチームのためにできることが必ずあると信じて入ってる」
「だからこそ、その何日かで治そうって毎日やってきているし、それは結果が出なかったら意味がないことだけど、結果を出すために今はやっている。明日も何とか試合には出られると思うし、準備をして、やっぱり戦力になれると思って、それを信じて入れてもらってるし、その監督の期待に応えたいなと思います」
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