チェルシー戦で今季プレミア初出場の吉田麻也「この2カ月何もできてない。なぜ代表に呼ばれたのかを証明する」

吉田麻也が日本代表の練習後にコメント。強い責任感を示した。

日本代表は9日、新潟で12日に行われるキリンチャレンジカップ・パナマ戦へ向けた合宿2日目を消化した。練習後、この日から合流したサウサンプトンのDF吉田麻也が報道陣の取材に応じた。

今シーズン、サウサンプトンではポジション争いに苦しみ、7日に行われた第8節のチェルシー戦でプレミアリーグ初先発を飾った吉田。現在の状況を受けて代表に求めていくことに関して、「僕自身、ワールドカップが終わってからサッカー選手として2カ月何もやってない。何の手ごたえもない状態でここまできている。招集前最後の試合（チェルシー戦）に出ることはできましたけど、やっぱりまだまだ足りない」と自身を厳しく評価する。

その中でも吉田は、「なぜ自分がこの代表に選ばれて、なぜここで長くやれているかというのを監督、スタッフ、そして新しい選手たちに証明しなければいけないなと思います」と、ベテランとして改めて価値を証明することを見据えた。

また、森保ジャパンでは初招集となる吉田は、初戦のコスタリカ戦の印象について、「もちろん見ました。フレッシュで勢いがあって、一人一人がアピールしたいっていう気持ちが前面に出ていた。チャンスを与えられた選手からそのような気迫が伝わってきたのが一番大きい」と、新世代の選手たちを高く評価。

そして、最後には、「（記者の人は）面白い、新しい記事書けないと思いますけど」と取材陣に気を使いつつも、「何回も繰り返しで申し訳ないですけど、ポジション的にも立場的にも（代表チームを）引っ張っていかなければいけないっていうのは重々理解しています」と、強い責任感を示した。

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