ミランOBのマウロ・タソッティ氏が23日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣を称賛した。一方、中国資本の前体制には苦言を呈した。
ミランの黄金期にパオロ・マルディーニ氏やアレッサンドロ・コスタクルタ氏らとともに守備陣を形成したタソッティ氏は、今夏のミラン首脳陣の交代を歓迎している。スポーツ部門のゼネラルディレクターに就任した元OBのレオナルド氏に加え、元同僚のマルディーニ氏がスタッフとして入閣したことを手放しで喜んだ。
「ミランは正常なクラブに戻ることができた。つまり皆が知る顔ぶれのクラブ、豊富な資金力を基に重要な人物にチームを託せるクラブに戻った。ミランの復古のような感じで、私はとても嬉しい。正直に言うが、今は以前と比べてもより愛情をもってミランを見ることができる」
「レオとパオロなら知性もあり、2人で成功できるだろう。それに王者としての風格もある。ミランだけではなく、どこへ行ってもリスペクトされる人物だ。(ジェンナーロ)ガットゥーゾについても、昨シーズンの仕事を忘れることはできない。シーズン開幕からスタートさせるチャンスを与えるのは適切だったと思う」
一方タソッティ氏は、昨年4月にシルヴィオ・ベルルスコーニ元名誉会長からチームを引き継いだ中国資本の前体制を痛烈に批判している。またマルコ・ファッソーネ元CEOやマッシミリアーノ・ミラベッリ元SD(スポーツディレクター)らインテル出身の元幹部に対し、不快感をあらわにした。
「当時、パオロ(マルディーニ氏)がミランに関われなかったなんて、けしからぬことだ。もっと早く(ミランに)戻れなかったのかと。馬鹿げていると思う。だが前体制のプロジェクトに納得できなかったのは明らかだろう。会長はほとんど顔を出さない上、財政的な不安もあった。それに加えてインテルから来た人間が多すぎた。度を越していたと思う。だが今、クラブは良い方向転換をした」
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