タイサッカー協会は7日、タイ代表を率いるミロヴァン・ライェヴァツ氏の解任を発表した。タイ代表は6日に行われたAFCアジアカップUAE2019・グループステージ第1節でインド代表に1-4で大敗を喫していた。
タイはアジアカップ初戦となるインド戦で北海道コンサドーレ札幌のMFチャナティップや昨季までサンフレッチェ広島に所属していたFWティーラシン、元ヴィッセル神戸のDFティーラトンなどが先発で出場。27分にインドのFWスニル・チェトリに先制を許すも、33分にティーラシンのゴールで同点とし前半を折り返す。しかし、後半に入ると46分、68分、80分に失点を喫し、最終的に1-4と大敗した。
この敗戦を受けて、タイサッカー協会は2017年4月から指揮を執っていたセルビア人監督のライェヴァツ氏の解任を決定。『Goal』タイ版によると、今回のアジアカップで結果を残すため2018年2月には新たに2年の契約を更新。長期政権を視野に入れチーム構築を任せられていたなかでの解任となった。
10日に行われる第2節・バーレーン戦以降は、コーチを務めているシリサック氏が暫定的に指揮を執ることになる。タイ代表にとって12年ぶりの出場となるアジアカップは波乱の幕開けとなった。
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