セリエAは22日に第34節が行われ、クロトーネはウディネーゼに勝利。この結果、最下位ベネヴェントの2部降格が決定した。
ウディネーゼとアウェイで対戦したクロトーネは、開始5分で先制を許す。しかし、その2分後に追いつくと、86分にファラオーニが値千金の決勝点。前節ユヴェントスから1ポイントをもぎ取っていたチームは、3ポイントを重ねることに成功した。
この結果、クロトーネは31ポイントで残留圏内の17位に浮上。前日に敵地で強豪ミラン相手に1－0と勝利を挙げたベネヴェントだったが、残り4試合で14ポイント差となったため、1年でのセリエB降格が決まった。
1929年に創立したベネヴェントは、昨シーズンに昇格プレーオフを勝ち抜き、88年の歴史にして初めてセリエAに昇格した。しかしトップリーグでの戦いは厳しく、開幕から14連敗。2017年最後の試合となった12月30日のキエーヴォ戦で初勝利を挙げ、続くサンプドリアにも勝利し連勝したが、34試合で5勝2分27敗と大きく負け越している。
ベネヴェントは、セリエA今で季最初の降格チームに。クラブ創設88年目で迎えたイタリア最高峰の舞台での旅は、1年で幕を閉じることとなった。
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