20日のリーガ・エスパニョーラ第9節、セビージャは敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦を2-4で落とした。パブロ・マチン監督は試合後、自チームのパフォーマンスがこのような結果に値しなかったことを強調。好セーブを連発したバルセロナGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの存在が敗因との見解を示した。
「結果よりも統計の方が、この試合をしっかりと反映している。ゴールはもっと簡単に決まるものだと思っていたが、あちらには素晴らしいGKが存在していた。私たちは首位に立つことを求めるチームと見事に競い合った。しかし勝負を成立させようと試みても、彼らのGKのセーブに阻まれてしまった」
「立ち上がりに2失点を喫するなど良い形で試合に入れなかったが、鍵を握ったのはテア・シュテーゲンだったんだよ」
マチン監督はまた、インテンシティーを欠いたことで早い段階で0−2とされてしまったとの指摘に対して、次のように返答している。
「負ければ、その有名なインテンシティーという言葉が出てくる。しかし私は選手たちが、いつだって良いプレーを見せようとしていることを疑っていない。ファーストチャンスは決まらないことが多いが、この試合はそうはならなかった。私たちも先制点を奪われた直後、ポスト直撃のシュートを打ったのだがね……。バルサはペナルティーエリアに到達するとシュートを的中させていったが、私たちはそうではなかった」
「この試合は、様々な観点から考えることができる。ポジテイブであったのは、いつも以上に何度もチャンスを迎えたことだ。が、それと同時にミスも犯してしまった。私たちは前線で嚙みつくことができるチームであり、だからこそ攻撃を仕掛けなければならない。ただ、そのために守備に問題を抱えてしまい、試合を壊してしまう危険性も孕んでいる」
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